2015年07月29日
奇談異聞辞典/柴田宵曲 編
こんばんは、結城です。

今回も寝苦しい夏の夜にオススメの一冊です^^

■奇談異聞辞典/柴田宵曲 編
書 名/奇談異聞辞典
著者名/柴田宵曲 編
出版元/筑摩書房
判 型/文庫判
定 価/2200円(勢抜き)
シリーズ名/ちくま学芸文庫
初版発行日/2008年9月10日
収録作品/はしがき、凡例、奇談異聞辞典、引用書目一覧表、索引
本書は日本の主に怪談話を元にしたエピソード辞典で、700ページを越える大著である。
編者の柴田宵曲は明治30年の生まれで、ホトトギスの編集に携わるなど俳句に関する著作が評価されているとのこと。昭和41年に亡くなっているが、晩年は本書のほか『妖異博物館(正・続)』など、怪談や昔話を集めた著作も多い。
辞典というと国語辞典のように、ある語句に関して簡潔にその意味を紹介するものを想像すると思うが、本書はある語句が登場したりタイトルになっている怪談や昔話を紹介している。その点、ボルヘスの『幻獣辞典』に共通しているだろう。
驚かされるのは、これほどまでに沢山の怪談や昔話があったということだ。たわいもない話もあれば、まさに怪異と呼ぶにふさわしいものまでさまざまなエピソードが紹介されている。
本書を手に取り気まぐれにページを開いて拾い読みしてみると、日常を離れた世界が待っているだろう。

今回も寝苦しい夏の夜にオススメの一冊です^^

■奇談異聞辞典/柴田宵曲 編
書 名/奇談異聞辞典
著者名/柴田宵曲 編
出版元/筑摩書房
判 型/文庫判
定 価/2200円(勢抜き)
シリーズ名/ちくま学芸文庫
初版発行日/2008年9月10日
収録作品/はしがき、凡例、奇談異聞辞典、引用書目一覧表、索引
本書は日本の主に怪談話を元にしたエピソード辞典で、700ページを越える大著である。
編者の柴田宵曲は明治30年の生まれで、ホトトギスの編集に携わるなど俳句に関する著作が評価されているとのこと。昭和41年に亡くなっているが、晩年は本書のほか『妖異博物館(正・続)』など、怪談や昔話を集めた著作も多い。
辞典というと国語辞典のように、ある語句に関して簡潔にその意味を紹介するものを想像すると思うが、本書はある語句が登場したりタイトルになっている怪談や昔話を紹介している。その点、ボルヘスの『幻獣辞典』に共通しているだろう。
驚かされるのは、これほどまでに沢山の怪談や昔話があったということだ。たわいもない話もあれば、まさに怪異と呼ぶにふさわしいものまでさまざまなエピソードが紹介されている。
本書を手に取り気まぐれにページを開いて拾い読みしてみると、日常を離れた世界が待っているだろう。
Posted by YOUKIAya at
01:08
│Comments(0)
2015年07月28日
幽霊名画集/辻 惟雄 監修
こんばんは、結城です。
少し休んでしまいましたが、また本の紹介を続けたいと思います^^

毎日暑いですね! 夜も寝苦しい日がつづいているかと思いますが、そんなとき怪談はいかがでしょうか?
いあ、お話ではなく、幽霊画はどうでしょう?^^

■幽霊名画集/辻 惟雄 監修
書 名/幽霊名画集
著者名/辻 惟雄(監修)
出版元/筑摩書房
判 型/文庫判
定 価/1500円(税抜き)
シリーズ名/ちくま学芸文庫
初版発行日/2008年8月10日
収録作品/幽霊画と妖怪画~円朝の幽霊画コレクションをめぐって、カラー版 全生庵蔵・三遊亭円朝コレクション、応挙の幽霊~丸山四条派を含めて、日本人の幽霊感と全生庵の幽霊画、幽霊の<像(イメージ)>の変遷、怪談 牡丹燈籠、全生庵の幽霊画コレクション、図版解説
本書は、もともと1995年7月10日にぺりかん社から発行されたもので、その文庫化である。
怪談噺で有名だったとされる三遊亭円朝が集めた幽霊画のコレクションを所蔵する東京・谷中の全生庵。その幽霊画を紹介したのが本書になる。
円朝自身は百点の幽霊画を集めたらしいが、現在全生庵に残されているのは半分の五十点だという。にしても五十点もの幽霊画というのもそうそうあるものではないだろう。それを一気に紹介してくれるのだから貴重な一冊といえる。
また日本画における幽霊画の歴史や、幽霊画と妖怪画の区別についてなど、論文も充実している。
夏だから怪談、というのもいまでは廃れつつある気もするが、寝苦しい夜に涼を求めて本書を開いてみるのもいいかもしれない。
少し休んでしまいましたが、また本の紹介を続けたいと思います^^

毎日暑いですね! 夜も寝苦しい日がつづいているかと思いますが、そんなとき怪談はいかがでしょうか?
いあ、お話ではなく、幽霊画はどうでしょう?^^

■幽霊名画集/辻 惟雄 監修
書 名/幽霊名画集
著者名/辻 惟雄(監修)
出版元/筑摩書房
判 型/文庫判
定 価/1500円(税抜き)
シリーズ名/ちくま学芸文庫
初版発行日/2008年8月10日
収録作品/幽霊画と妖怪画~円朝の幽霊画コレクションをめぐって、カラー版 全生庵蔵・三遊亭円朝コレクション、応挙の幽霊~丸山四条派を含めて、日本人の幽霊感と全生庵の幽霊画、幽霊の<像(イメージ)>の変遷、怪談 牡丹燈籠、全生庵の幽霊画コレクション、図版解説
本書は、もともと1995年7月10日にぺりかん社から発行されたもので、その文庫化である。
怪談噺で有名だったとされる三遊亭円朝が集めた幽霊画のコレクションを所蔵する東京・谷中の全生庵。その幽霊画を紹介したのが本書になる。
円朝自身は百点の幽霊画を集めたらしいが、現在全生庵に残されているのは半分の五十点だという。にしても五十点もの幽霊画というのもそうそうあるものではないだろう。それを一気に紹介してくれるのだから貴重な一冊といえる。
また日本画における幽霊画の歴史や、幽霊画と妖怪画の区別についてなど、論文も充実している。
夏だから怪談、というのもいまでは廃れつつある気もするが、寝苦しい夜に涼を求めて本書を開いてみるのもいいかもしれない。
Posted by YOUKIAya at
00:43
│Comments(0)
2015年07月27日
暑中お見舞い申し上げます
あっついですねえ!
部屋の中でも熱中症になるそうですから、水分補給などしながらSLを楽しんでくださいね^^

ARCADIAでもプールでお客様をお迎えしようか、なんて話しております^^
水着でご来店していただけますでしょうか?w
部屋の中でも熱中症になるそうですから、水分補給などしながらSLを楽しんでくださいね^^

ARCADIAでもプールでお客様をお迎えしようか、なんて話しております^^
水着でご来店していただけますでしょうか?w
Posted by YOUKIAya at
12:36
│Comments(0)