2018年02月09日
結城のコラム■入り口問題
前々回のコラムでアダルト施設活性化会議について触れました。
問題はアダルト施設に限らずSL日本人コミュニティ全体として、新しいユーザーを増やす努力が必要でしょうというのがわたしの意見で、それは変わらないのですが、アダルト施設をよく利用しているという人と話していて、SL内でもすることがあるということに気がつきました。
その方のお話では、まず利用者が激減しているということです。たしかに施設オーナーのみなさんが活性化を目的に集まろうというのですからそれは深刻な状況なのかもしれません。
そしてその方がさらに言うには、以前あったようなナンパスポットがいまはない、ということなのです。
例えばラブホSIMやジャパンリゾートのようなナンパスポットがないことでアダルト施設の入り口が狭まっているのではないか、と思うのです。
もちろんいま現在もナンパ施設を謳っている施設もありますし、ナンパスポットとして知られている場所もあるようですが、以前知られていた場所に比べるとその規模や利用者は限られているということのようです。
リアルでもそうですが、アダルト関係は細分化していく傾向があります。
けれど最初にその道に入る人に向けた総合的な案内所のような場所があってもいいのかな、と思いました。それは小さなカフェといったものではなく、公園のようなゆったりした場所がいいように思いますし、各施設の看板が設置されていてもいいでしょう。
まずそこに行けば出会いがあり、行きたい場所への案内がある。そんな施設は作れないものでしょうか?

とまあ、いつもこんなコラムを書いているわけですが、過去のコラムを電子書籍で発売しております。
よろしくお願いいたします。
Amazon Kindle
電子書籍■仮想空間Second Life エッセイ&コラム(2017)
・内容紹介
本書に収録した文章は、仮想空間Second Lifeについて2017年にネット上のサイトやブログに発表したものです。
2017年は仮想空間Second Lifeの日本語版がリリースされて10年という節目にあたり、10年の経過を振り返る文章なども書かせていただきました。
また2017年最新の話題に触れたコラムもブログに発表しており、Second Lifeに興味を持っていただけたら、以前Second Lifeをやっていて、また始めてみようかと思っていただけたら幸いです。
なお、収録にあたり一部のテキストについて若干加筆修正しました。
仮想空間Second Life、日本語版の10年、アバターナルシズム序論、結城の雑談シリーズ、ほか。
・本文より
■仮想空間「Second Life」日本語版の10年
2007年7月、アメリカ、リンデン・ラボ社が開発・運営する仮想空間「Second Life」の日本語版がリリースされました。
当時雑誌やテレビでも取り上げられ話題となったのを覚えている方もいるでしょうし、実際にアカウントを取得して「Second Life」を体験した方も多いでしょう。
実際その当時は日本人ユーザーの人口爆発と言えるほど大挙して「Second Life」に人が集まりました。
その状況は半年ほどで減速し、2008年前半には「過疎ってる」と言われるようになったのを御存知の方もいるでしょう。
実際「Second Life」を始めてみたという方でも、その中で何をしていいのかわからなかったという方もいるでしょうし、外国人中心のその世界で日本人に会えなくて辞めてしまったという方もいると思います。
とネガティブな面から始めてしまいましたけど、わたし自身は2007年8月からおよそ10年、「Second Life」を続けています(笑)。
「Second Life」という仮想空間自体は2003年にスタートしました。最初はアメリカ、そしてヨーロッパ、中南米とサービスが広がり2007年の日本語版となります。3Dアバターを使った自由な空間というネットの情報から日本語版がリリースされる以前に始めたユーザーもいます。また2007年7月の日本語版リリース時には現実のビジネスと同じように仮想空間で仕事ができ、お金が稼げるという触れ込みもありましたから、単にネット上の「ゲームのようなモノ」という以上に興味を持たれたということはあったように思います。
とはいえそれから10年。すでにネット上でもユーザー以外には「Second Life」について取り上げることもなくなり、その存在自体を知らない人も多いのではないかと思います。
まずは「Second Life」がどのような世界なのか、そのあたりからお話ししていきましょう。

問題はアダルト施設に限らずSL日本人コミュニティ全体として、新しいユーザーを増やす努力が必要でしょうというのがわたしの意見で、それは変わらないのですが、アダルト施設をよく利用しているという人と話していて、SL内でもすることがあるということに気がつきました。
その方のお話では、まず利用者が激減しているということです。たしかに施設オーナーのみなさんが活性化を目的に集まろうというのですからそれは深刻な状況なのかもしれません。
そしてその方がさらに言うには、以前あったようなナンパスポットがいまはない、ということなのです。
例えばラブホSIMやジャパンリゾートのようなナンパスポットがないことでアダルト施設の入り口が狭まっているのではないか、と思うのです。
もちろんいま現在もナンパ施設を謳っている施設もありますし、ナンパスポットとして知られている場所もあるようですが、以前知られていた場所に比べるとその規模や利用者は限られているということのようです。
リアルでもそうですが、アダルト関係は細分化していく傾向があります。
けれど最初にその道に入る人に向けた総合的な案内所のような場所があってもいいのかな、と思いました。それは小さなカフェといったものではなく、公園のようなゆったりした場所がいいように思いますし、各施設の看板が設置されていてもいいでしょう。
まずそこに行けば出会いがあり、行きたい場所への案内がある。そんな施設は作れないものでしょうか?

とまあ、いつもこんなコラムを書いているわけですが、過去のコラムを電子書籍で発売しております。
よろしくお願いいたします。
Amazon Kindle
電子書籍■仮想空間Second Life エッセイ&コラム(2017)
・内容紹介
本書に収録した文章は、仮想空間Second Lifeについて2017年にネット上のサイトやブログに発表したものです。
2017年は仮想空間Second Lifeの日本語版がリリースされて10年という節目にあたり、10年の経過を振り返る文章なども書かせていただきました。
また2017年最新の話題に触れたコラムもブログに発表しており、Second Lifeに興味を持っていただけたら、以前Second Lifeをやっていて、また始めてみようかと思っていただけたら幸いです。
なお、収録にあたり一部のテキストについて若干加筆修正しました。
仮想空間Second Life、日本語版の10年、アバターナルシズム序論、結城の雑談シリーズ、ほか。
・本文より
■仮想空間「Second Life」日本語版の10年
2007年7月、アメリカ、リンデン・ラボ社が開発・運営する仮想空間「Second Life」の日本語版がリリースされました。
当時雑誌やテレビでも取り上げられ話題となったのを覚えている方もいるでしょうし、実際にアカウントを取得して「Second Life」を体験した方も多いでしょう。
実際その当時は日本人ユーザーの人口爆発と言えるほど大挙して「Second Life」に人が集まりました。
その状況は半年ほどで減速し、2008年前半には「過疎ってる」と言われるようになったのを御存知の方もいるでしょう。
実際「Second Life」を始めてみたという方でも、その中で何をしていいのかわからなかったという方もいるでしょうし、外国人中心のその世界で日本人に会えなくて辞めてしまったという方もいると思います。
とネガティブな面から始めてしまいましたけど、わたし自身は2007年8月からおよそ10年、「Second Life」を続けています(笑)。
「Second Life」という仮想空間自体は2003年にスタートしました。最初はアメリカ、そしてヨーロッパ、中南米とサービスが広がり2007年の日本語版となります。3Dアバターを使った自由な空間というネットの情報から日本語版がリリースされる以前に始めたユーザーもいます。また2007年7月の日本語版リリース時には現実のビジネスと同じように仮想空間で仕事ができ、お金が稼げるという触れ込みもありましたから、単にネット上の「ゲームのようなモノ」という以上に興味を持たれたということはあったように思います。
とはいえそれから10年。すでにネット上でもユーザー以外には「Second Life」について取り上げることもなくなり、その存在自体を知らない人も多いのではないかと思います。
まずは「Second Life」がどのような世界なのか、そのあたりからお話ししていきましょう。

Posted by YOUKIAya at 21:01│Comments(0)
│☪STAFF