2015年07月20日
失われた古代大陸/黒沼 健
こんばんは、結城です。

今回ご紹介するのは黒沼 健の『失われた古代大陸』という本です。
ムーやアトランティスといったよく知られたものから、初めて聞くようなものまで取り上げられているもので、怪奇実話を得意とした著者だけに、読みやすい一冊といえます。
ところで、ARCADIAで本の話もしたいと思っているのですが…^^
ぜひ、本の話、しに来てくださいね。

■失われた古代大陸/黒沼 健
書 名/失われた古代大陸
著者名/黒沼 健
出版元/新潮社
判 型/文庫判
定 価/180円
シリーズ名/新潮文庫(〔草〕166A)
初版発行日/昭和48年10月30日
収録作品/失われた古代大陸(超古代大陸レムリア、ムー大陸、アマゾン海、アトランティス、大ウイグル帝国、失われた古代インド、南海の白色人種、幻の第四の大陸、地底王国“アガルタ”、地球空洞説、地底の巨人国、マヤの大陸道、最後の石器時代人、ストンヘイジの謎、「あとがき」にかえて)
黒沼 健は特撮映画『空の大怪獣 ラドン』の原作者としても知られる作家だが、本書を始めとして怪奇実話の著書が多かった。
「あとがき」にかえて、という一文は、本書が刊行された1973年に書かれていて、本書がハードカバーなどの単行本を文庫化したものではなく、文庫オリジナルだったようにも受け取れる。とはいえ60年代に怪奇実話のシリーズを新書判サイズで刊行していたと記憶するので(それも新潮社だったか?)、本書もそのうちの一冊だったかもしれない。この時期は『ノストラダムスの大予言』といったオカルト本がヒットし、本書と同様の内容を扱った大陸書房の書籍も刊行されていたはずだが、本書によって古代にあったとされる伝説の大陸について知ったという読者も多かったことだろう。さらには「地球空洞説」や「ストンヘイジ」にまで言及していて、充実した一冊という印象だ。怪奇実話を得意とした作家だけあって、本書も物語風の語り口で読みやすい。
現在ではムーやアトランティスといった古代にあったとされる大陸については一般常識と言っていいほど知られていると思うが、実際にどのような伝説なのか、どんな土地だったのかと問われると詳しくはわからないという方がほとんどだろう。本書ではさまざまな伝説や研究を元に古代大陸について知ることができる。

今回ご紹介するのは黒沼 健の『失われた古代大陸』という本です。
ムーやアトランティスといったよく知られたものから、初めて聞くようなものまで取り上げられているもので、怪奇実話を得意とした著者だけに、読みやすい一冊といえます。
ところで、ARCADIAで本の話もしたいと思っているのですが…^^
ぜひ、本の話、しに来てくださいね。

■失われた古代大陸/黒沼 健
書 名/失われた古代大陸
著者名/黒沼 健
出版元/新潮社
判 型/文庫判
定 価/180円
シリーズ名/新潮文庫(〔草〕166A)
初版発行日/昭和48年10月30日
収録作品/失われた古代大陸(超古代大陸レムリア、ムー大陸、アマゾン海、アトランティス、大ウイグル帝国、失われた古代インド、南海の白色人種、幻の第四の大陸、地底王国“アガルタ”、地球空洞説、地底の巨人国、マヤの大陸道、最後の石器時代人、ストンヘイジの謎、「あとがき」にかえて)
黒沼 健は特撮映画『空の大怪獣 ラドン』の原作者としても知られる作家だが、本書を始めとして怪奇実話の著書が多かった。
「あとがき」にかえて、という一文は、本書が刊行された1973年に書かれていて、本書がハードカバーなどの単行本を文庫化したものではなく、文庫オリジナルだったようにも受け取れる。とはいえ60年代に怪奇実話のシリーズを新書判サイズで刊行していたと記憶するので(それも新潮社だったか?)、本書もそのうちの一冊だったかもしれない。この時期は『ノストラダムスの大予言』といったオカルト本がヒットし、本書と同様の内容を扱った大陸書房の書籍も刊行されていたはずだが、本書によって古代にあったとされる伝説の大陸について知ったという読者も多かったことだろう。さらには「地球空洞説」や「ストンヘイジ」にまで言及していて、充実した一冊という印象だ。怪奇実話を得意とした作家だけあって、本書も物語風の語り口で読みやすい。
現在ではムーやアトランティスといった古代にあったとされる大陸については一般常識と言っていいほど知られていると思うが、実際にどのような伝説なのか、どんな土地だったのかと問われると詳しくはわからないという方がほとんどだろう。本書ではさまざまな伝説や研究を元に古代大陸について知ることができる。
Posted by YOUKIAya at 02:53│Comments(0)