2015年07月31日
宇宙戦艦ヤマト/石津 嵐(原案・豊田有恒)
おはようございます、結城です。

今回ご紹介するのは、アニメで有名なあの作品…。でも読んでみると…ww

■宇宙戦艦ヤマト/石津 嵐(原案・豊田有恒)
書 名/宇宙戦艦ヤマト
著者名/石津 嵐(原案・豊田有恒)
出版元/朝日ソノラマ
判 型/文庫判
定 価/300円
シリーズ名/ソノラマ文庫(1)
初版発行日/昭和50年11月10日
収録作品/地球滅亡編、地球復活編
ラノベ(ライトノヴェル)がまだジュブナイルと呼ばれていたころ、朝日ソノラマから刊行されたのが「ソノラマ文庫」というシリーズで、初期は朝日ソノラマから刊行されていたジュブナイルの単行本の文庫化などが中心だったが、シリーズ1冊目は書き下ろしの本書だった。当時はいわゆるヤマトブームであり、それをキッカケにしたアニメブームの真っ只中で、朝日ソノラマは本書のほかにもひおあきらによるコミカライズや、企画の西崎氏による原作小説も刊行していた。
さて、本書、石津 嵐によるノヴェライズだが、アニメ版の設定を基にしているのではあるが、全く違う話に仕上がっている。
ガミラスによる侵略によって地球が放射能に汚染され、人類が絶滅の危機に瀕し、それを救うためにヤマトがイスカンダルへ旅立つのは同じだが、その過程やイスカンダルまでの旅路のエピソード、さらにはイスカンダルそのものまで、小説版オリジナルの展開となっている。
松本零士版コミカライズにも登場するキャプテン・ハーロックも本書には登場していて、重要な役割を演じている。
いま読み返してみると、これはこれでアリな感じもするのだが、刊行当時はあまりにもアニメ版とかけ離れた内容であり「これは違う」という印象でしかなかっただろう。それを証明するように、本書の存在自体がいまではほとんど忘れられている。
アニメ版もリメイクされ、ふたたび『宇宙戦艦ヤマト』という作品に注目が集まる中、本書も復刻される機会があればいいのだが…。

今回ご紹介するのは、アニメで有名なあの作品…。でも読んでみると…ww

■宇宙戦艦ヤマト/石津 嵐(原案・豊田有恒)
書 名/宇宙戦艦ヤマト
著者名/石津 嵐(原案・豊田有恒)
出版元/朝日ソノラマ
判 型/文庫判
定 価/300円
シリーズ名/ソノラマ文庫(1)
初版発行日/昭和50年11月10日
収録作品/地球滅亡編、地球復活編
ラノベ(ライトノヴェル)がまだジュブナイルと呼ばれていたころ、朝日ソノラマから刊行されたのが「ソノラマ文庫」というシリーズで、初期は朝日ソノラマから刊行されていたジュブナイルの単行本の文庫化などが中心だったが、シリーズ1冊目は書き下ろしの本書だった。当時はいわゆるヤマトブームであり、それをキッカケにしたアニメブームの真っ只中で、朝日ソノラマは本書のほかにもひおあきらによるコミカライズや、企画の西崎氏による原作小説も刊行していた。
さて、本書、石津 嵐によるノヴェライズだが、アニメ版の設定を基にしているのではあるが、全く違う話に仕上がっている。
ガミラスによる侵略によって地球が放射能に汚染され、人類が絶滅の危機に瀕し、それを救うためにヤマトがイスカンダルへ旅立つのは同じだが、その過程やイスカンダルまでの旅路のエピソード、さらにはイスカンダルそのものまで、小説版オリジナルの展開となっている。
松本零士版コミカライズにも登場するキャプテン・ハーロックも本書には登場していて、重要な役割を演じている。
いま読み返してみると、これはこれでアリな感じもするのだが、刊行当時はあまりにもアニメ版とかけ離れた内容であり「これは違う」という印象でしかなかっただろう。それを証明するように、本書の存在自体がいまではほとんど忘れられている。
アニメ版もリメイクされ、ふたたび『宇宙戦艦ヤマト』という作品に注目が集まる中、本書も復刻される機会があればいいのだが…。
Posted by YOUKIAya at 05:45│Comments(0)